今年こそ新しい扇風機を買いたい。と、毎年思ってます。音が静かで電気代も抑えられるやつ。そう、DCモーター搭載のやつです。
目次
狙い目の扇風機は真上を向く
真上にも向く扇風機が欲しいです。サーキュレーター代わりにもなるからです。サーキュレーターは基本床置きのものが多く、扇風機としては使いにくいけど、真上を向く扇風機はサーキュレーターとしても使い勝手がよさそうだからです。
シャープの3Dターン扇風機PJ-F2DS
ここ数年狙い中の扇風機の新型です。他のメーカーでも真上を向くものがありますが、この製品はプラズマクラスターが出てくるのがポイントです。
上下左右に自動でターンするものです。
詳しくはこちらをご覧ください。
従来のものは左右のみしか動きませんでしたが、3Dターンだと上下もプラスされます。そうする事により室内の空気が停滞しないのがポイントです。この点が、PJ-F2DSがサーキュレーターとして使える理由です。
東芝の立体ワイド首振り扇風機 F-DPT20
こちらも真上を向き、上下左右にターンする扇風機です。くわしくはこちら。
風量調節が第二のポイント
DCモーター搭載機は風量の無段階調節ができるものが多いですね。モーターに流す電流を調節して回転を制御するDCモーターならではの利点です。
PJ-F2DSの場合
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おやすみモード
切りタイマーと連動して徐々に風量を下げてくれます。また、表示部の明るさを抑えたりもします。 -
8段階風量切替
8段階で風量の調節ができます。無段階ではないですが、細かく設定できるのはいいですね。リズム機能あり。 -
ネイチャーウイング
アホウドリの翼を応用した羽でで直進性の高い風を生み出します。サーキュレーターとして使うには利点でしょう。
F-DPT20の場合
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風量自動コントロール
室温に合わせて風の強さを自動で調節してくれます。標準・強め・弱めの3モードあります。 -
7枚羽+斜流ファン
こちらは直進性よりも滑らかに広がる風を生むための機構です。 -
ふわり風
風量レベル1でふわり風相当の風の強さになるそうです。これは実際に使ってみないと感覚がわかりませんね。 -
後ガードリブ
後ガード内側にあるリブが吸い込んだ空気を効率良く羽へと誘導する機構です。自分で使っている従来の扇風機では、羽の後ろにあるガードを外した時の方が風の勢いが強かったり音が静かだったりするので、この機構は小さいながらも重要なポイントだと感じました。 - 連続7段階、ランダム4段階風量調節
ランダム風
高原に吹く風をイメージしてあるようで、120秒間に自然に吹く風に近いパターンを再現するそうです。これまた実際に試してみたいです。
「風」に関してでは、F-DPT20の方がより心地良く使えそうです。
その他の機能
PJ-F2DS
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プラズマクラスター搭載
言わずと知れた空気浄化機能ですね。 -
衣類消臭モード
プラズマクラスター搭載の利を生かしてこのようなモードがあるのです。これは使いたい機能です。 -
スポット消臭
プラズマクラスターをスポット的にあてることにより、たとえば、料理の匂いのついたソファーなどを気にならないレベルにまで消臭してくれるそうです。気にならないレベルがどの程度か気になります。 - チャイルドロック
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上下首振り範囲をコントロール
季節によっては扇風機を使う用途が変わります。自分の周りにだけ風を当てたい場合は「ハーフターン」、部屋の空気を循環させたいなどの用途には「フルターン」、「3Dターン+エアコン暖房」で部屋の上部に溜まった暖気を循環させる、というものです。 -
タイマー
入りタイマーと切りタイマーの併用はできません。どちらも、1・2・4・6時間での運転の入り切りを設定できます。
F-DPT20の場合
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首振り角度お好み調節
首振りの範囲を左右好みの位置で止まるようにリモコンを使って設定できるものです。角度は20度〜180度で設定できます。 -
減光・消灯モード
就寝時など暗くしたいときに便利な機能です。 -
切り/入りツインタイマー
これは便利です。切りタイマーと入りタイマーを同時に使えるもので、とてもありがたい機能です。寝るタイミングを起きるタイミングの両方に合わせてタイマーを設定できるのです。
また、切りタイマー設定時に風量4以上だった場合、設定時間の半分を過ぎると自動で風量3にしてくれます。
さらに、入りタイマーで運転開始後4時間経つと自動で運転を停止します。設定を間違って勝手に運転停止されるのも嫌ですが、外出時など思わぬ時間に運転が開始された場合などにはありがたい機能です。外出時にはコンセントから抜いておけばいいのですけどね。 - チャイルドロック
感想
両方とも上に90度下に10度、左右180度に首振りをするという点では同じですが、その他の味付けが全く異なった印象を受けました。
シャープのPJ-F2DSはプラズマクラスターだったり直進性の高い風であったり、衣類乾燥モードであったりと、「風にあたる」というより「便利に風を使う」ための扇風機のような気がしました。
一方の東芝のF-DPT20は「より快適に風にあたる」ことができる扇風機だと感じます。従来の扇風機しか使ったことがない自分には「強・中・弱」以外の風はよくわからないのでとても気になる扇風機です。
自分の中では「サーキュレーターとして使う分にはPJ-F2DSかな。プラズマクラスターもあるし、梅雨時の衣類の乾燥にも便利そうだな。」と思う反面、「F-DPT20で快適な風を感じてみたいし、洗濯物は従来の扇風機でもある程度乾燥に役立ったので、プラズマクラスターが無くても問題ないだろうし、何よりタイマーが便利だなあ。」とも思うのです。
二つとも買って目的によって使い分けるなんて贅沢もできればいいのですが。寝室にはF-DPT20、居間にはPJ-F2DS、みたいに。でもどちらか一つに選ばないといけないので、家電量販店で実際に風を感じてみてから、もう少し考えようかな。
メーカー公式機能一覧
詳しくは公式サイトをご覧ください。
シャープ公式サイトPJ-F2DSをご覧ください。
東芝公式サイトF-DPT20をご覧ください。
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