エアコンの風があまり好きではない上、部屋が暖まるのにも時間がかかるのでガスファンヒーターが欲しかったのですが、プロパンガスに対応したガスファンヒーターがネットでしか買えなかったので躊躇してました。(家電量販店で置いてあるところもありましたが、1種類しかなかったりしました。)
ガスファンヒーターを使いたいと思う期間が1年のうちで実質2ヶ月程度なので、色々考えているうちに寒いシーズンが過ぎるというのが幾シーズンか続いたのでした。
今回購入に至ったのは、たまたまガス機器の展示会のチラシを見たからでした。都市ガス機器と書いてあったけのでプロパン対応のものはないだろうと思ってダメ元で行ってみたら、色々種類があったのでした。
それでは本題に。
目次
先ずはガスファンヒーターの利点
燃料をわざわざ追加しなくて良い
灯油のファンヒーターのように、灯油を入れなくてもいいのは大きなメリットです。もっというと、灯油を買いに行かなくてもいいのです。このメリットは大きいですね。
やっぱり乾燥しにくい
風が出るので全く乾燥しないわけではないのですが、思ってた以上に快適になりました。エアコン使用時には加湿器が二台ないと湿度が上がらなかったのですが、ガスファンヒーターを使うようになってからは、加湿器は一台で十分過ぎるようになりました。
部屋の間取りや構造によるものもあると思いますが、うちの条件ではいい結果がでたようです。
現在はエアコンとガスファンヒーターのダブル使いをしています。というのも、ガスファンヒーターをマックスパワーで使いたくないというのと、暖房効率がよりよりのです。ガスファンヒーターをメインにして、エアコンで空気を回す感じです。エアコンはほぼ弱のままなので乾燥も気にしなくて大丈夫でした。
加湿器が一台減ったことにより電気代削減!
ガスファンヒーターの弱点
ガスホースがまあまあ鬱陶しい
ガスのコンセントから近くにガスファンヒーターを設置する場合は問題ないですが、離れた場所に置きたい場合はけっこう気になります。うちの場合は3mのガスホースを使ってますが、踏んだり躓いたりしないように気を使うのもさることながら、見た目もなかなか鬱陶しく感じます。上手に配置できれば問題は解決できますが、ホースの存在感は強いです。
換気
ガスファンヒーターも換気が必要です。結構面倒ですが、大切なことなので仕方ありません。
肝心要のガス料金
いままで使ってなかった暖房機器を導入するわけだから、ガス料金は当然高くなります。
ガス料金は高くなりますが、電気代は安くなりました。上記のように加湿器が一台減ったとか、エアコンの温度設定が20度でほぼ弱のまま使用するといったように、ガスファンヒーターを導入する前に比べて確実に電気使用量が減りました。
光熱費はどうなったか
先月の電気料金は昨年比で10,000円程度安くなりました。
先月のガス料金は昨年比で6,000円程度高くなりました。
差し引きで4,000円程度安くなりました。
(プロパンガスの場合です。都市ガスはプロパンガスより料金が安いので、都市ガスの場合では差額が少なくなるかもしれません。)
余談
スポットというボタンを押すと、いわゆる、「強」とか「中」とかでの設定ができます。通常の設定は温度で設定。そもそもスポットってなんでそんな名前にした?とか思いつつ「スポット」をメインに使ってます。温度設定しておけば、室温が上がれば勝手に弱くなります。が、ガスファンヒーターの周りの温度が感知されるので、設置場所によっては室温がかなり下がっても弱いままだったりもします。エコモードを使うと温風が止まるときもあります。
ということで、通常はスポットで使用しています。
感想
ガスファンヒーターを購入してとても良かったです。
乾燥はしにくいし、光熱費も抑えられました。エアコンよりも部屋が暖まるのが早いのも嬉しいポイントです。
使用方法、使用頻度によっては光熱費が抑えられない可能性もあるかも知れませんので、光熱費を考慮して購入する時は、年間の費用を計算してみるのも良いですね。